第1回 高社山登山マラソン |
木島平のクロスカントリースキーヤーの集団”雪んこ”から果たし状を受けた全国に散らばる"自称”戦士は 2007年9月15日8時 会場に勢ぞろいした。 |
地元のスキークラブが初めて企画した、すばらしい大会である。 コースも全線草地、土道で膝にやさしく快適であり、 3箇所での給水もありがたかった。 クラブ”雪んこ”に感謝 (上記コース図掲載を承諾済み) |
10歩登っては立ち止まり頭を垂れ5回ハーハー。 息も絶え絶えとはこのことか。 この繰り返しで約40分 全身から流れ出る汗。 後ろからは補助ロープにつかまり、足をとられキャーキャー言いながら 快活な中学生女子が追い詰めてくる。 この直線的急坂ですごい余裕を感じさせる。これが若さか! とうとう先をゆずることになった。 頂上まであと5分の所である。 「あと100m!」の掛け声を受け最後の力を振り絞り稜線を走った。 山頂からの360度のパノラマは見ごたえがあった。 全長8km、標高差880m、登距離891mの大会はかくして終わった。 平地のランニングには魅力を感ぜず、山登りなら山頂を極めるという おまけがつくので、有休をとって今大会に参加。 休む理由は「私用」、後ろめたさを軽減するために「体力診断」の自己暗示。 朝飯をいつもより余計に食べて自宅を6時40分に出発。 駐車場には、選手団を送ってきたマイクロバスが数台。 どれもがスキーで名を馳せている高校の車であり、遠くは群馬県の草津から 来ている。かもしか、バンビを思わせる肢体の若き男女がやたらに目につく。 一般参加者は少ないようだ。 9時、山麓駐車場横をスタート。 小生は、始めから最後尾を覚悟し、早歩きでスキー場を登る。 先頭は歩くことなく草地を駆け上がっていった。 草がきれいに刈られたコースは、早くも遅れている小生でも間違えることはない。 スキー場から抜け出て林間の谷に入り、直射日光を受けず走りやすい・・・・・ はずだが既に、呼吸は急ピッチ。 日常トレーニングをしてないのだからあたりまえだ。 暇にまかせてののんびり登山だけではトレーニングにはならない。 中学生女子と抜きつ抜かれつを繰り返し@に至る。 雪んこクラブ員と思われる方々が給水をしてくれた。 生き返るような気分であり、実にありがたい。 500ccの水を背負っているが、それは予備水とした。 @かからAまでの景色はすばらしく、走るのは惜しいくらいだ。 Aで既に40分を経過。 ここではポカリ?の給水を受けたが、カップ1杯を飲み干せない。”?” ここからまた緩い登りであるが、とても走る体力がなく歩くのが精一杯である。 前方200mぐらいに1,2人みえるが益々引き離されていく。 振り返ると中学生3人が迫ってくる。 水、塩分を適度にとっているが力がでない。 ザックにはウイダーinゼリーが入っており、腹ごしらえしたくても前後にゼッケンを つけているため、煩わしさから取り出す気にもなれない。 体調が良いはずで臨んだのだが・・・・・吐き気がしてきた。 かろうじてスキー場を登り切るとそこはゴルフ場の最高点であった。 ”お助け峠”というらしい。なかなかユニークな命名である。 ここから尾根筋の雑木の中をただひたすら登る。 1位は 51分26秒、小生は1時間44分44秒。尻から5番。 年齢からして完登できたことで良しとする。 このような末筆で終わらせたくないのだが・・・・・・・ |
トップページに戻る |