MOUNTAINEERING  しばらくお待ち下さい

タイトル背景:火打山でのブロッケン現象

長野の里山 所要時間早見表

体力、体調、交通事情により異なります。参考程度にして下さい。
登り時間
長野駅から登山口までの所要時間(車)
1.0h以内
  1.5h以内   2.0h以内
1.0h以内  旭山、保基谷岳
蕎麦粒山大姥山
髻山鞍骨山,井上山
熊窪山太郎山
高標山、斑尾山、
虚空蔵山箱山・鴨ケ岳
毛無山
.
1.5h以内  妙徳山虫倉山、奇妙山
雁田山尼厳山
袴岳、 太郎山
鍋倉山鉢山
子檀嶺岳
中西山
志賀山
.
2.0h以内 飯縄山戸隠山明覚山 赤石山独鈷山 .
2.5h以内 根子岳 浦倉山 .
3.0h以内 五地蔵佐渡山 岩菅山、黒姫山 雨飾山、妙高山
4.0h以内 高妻山 . .
山の写真集
鍋倉写真特集
中西山
   1740m
   戸隠連峰と北アルプスの間に奥裾花峡はある。その渓谷に尾瀬に次ぐといわれる広さの水芭蕉園
   があり、ここから登る。 長野駅から車で1時間半、歩行1時間半で
   山頂に着く。水芭蕉園から北に臨む大きく目立つ山は堂津岳である。
   途中で管理費というなのもと一人400円徴収される。更に駐車場から水芭蕉園まで
   バスを利用すると代金200円。
        残雪期、稜線からショートカットを
試みたところ、滑落しやすい場所も
あり正規ルートより時間がかかって
しまった。
道なきヤブを下ったのでそれなりの
面白さや左の4段滝に遭遇することができた。
忘れないうちに、辿ってみたいと
思っている。

明覚山
    982m
   
  「日帰りの山」伊部高夫著を見て登山口を知る。
  須坂市の田中本家の東側山手に天徳寺という立派な山寺がある。
  寺の裏手から急坂を登り尾根に沿って東方へそして峰にて北方に
  進路は変わる。
  坂田山には国旗掲揚ポールみたいなものが2本ある。祠もあって
  三峰神社というらしい。(坂田村、日滝村、?から望む山)
  方角を変え、東方へアップダウンを繰り返し明覚山に至る。
  三等三角点の標柱は磁石通りに埋設されていた。
  頂上は更に先にあり、祠は南を向いている。
  2010年12月29日登山。かもしかの足跡が雪の上に何箇所も
  あった。また、イノシシのドロ場も雪の下に数箇所あり。
  かもしかとイノシシは善光寺平の周辺の山では珍しくない。

井上山
    771m
    長野電鉄河東線に井上駅がある。駅から南方に見える山が井上山で
    山城である。
    高速道に面した登山口から登り始め、柏の木が多いことに気づく。
    長野県に33の一等三角点があると言われているが、その一つがこの山頂にあり
    標柱の際立たせ方も見事である。
    時間的に気軽に登れる山である。



鉢山
    (2040m)
    志賀高原。赤石山−鉢山−横手山と群馬県と長野県の境界上の死火山。
    長野駅から1時間半。熊の湯に駐車。
    笠岳を背に前山を右にう回。渋池を右にみてシラビソの林を北東に進む。
    右斜面は鉢山、眼前に聳えるのは志賀山。2035m。
    開けた湿地帯が四十八池である。
     積雪期の4月の第1週。スキー使用のタイムは、四十八池まで約1時間。
    東側に位置する雪に埋もれた東屋のたもとから急な登りを
    10分間頑張り稜線へ。15分で山頂。
    途中の休みを入れ、熊の湯から1時間30分ほど。
    内輪山を周回して火口(池?、湿地?)におりて登って遊ぶこと約30分。
    下山は横手山を正面に見ながら草津峠方面に快適な滑降。
    鞍部にて西にそれ林道沿いに降り、スキー場に入り熊の湯へ。
    30分で到着。
     この日は、草津峠から10名ほどのテレマーカーのツアーが登ってきた。
    すばらしいクロカンフィールドである。

袴岳
     1135m
    長野と新潟の県境、斑尾山の北方に位置する小高い山。
    長野駅から車で1時間。野尻湖入り口より湖岸を走り左折。
    峠を越し古海の集落の後ろの山が袴岳。このルートが早い。
    2000年3月12日のスキー登山を紹介。
    古海からタングラムスキー場へは5分。タングラムから斑尾スキー場へ
    の道は除雪されているので、袴岳への取り付きは雪の高い壁を
    壊すことから始まる。
    ここでは、万坂峠を過ぎ関山方面の分岐付近からの入山を紹介。
    山頂まで水平距離で1500m。標高差220m。
    雑木の中、西方の県境に向けて斜めに進み、高度を稼ぐ。
    20分で北向きの大きな窪地に到着。ここからほぼ北西の方角が
    山頂である。
    目前の小山を西側にう回して、雑木、杉林を抜け鞍部に出る。
    (小山の右尾根を登りつめるルートの方が楽、帰路判明)
    ここから袴岳の肩にあたる急斜面である。
    ブナの幼木林の中をジグザグと高度を稼ぐ。
    西側は雑木の急斜面で入れず、東側面も急な沢がある。
    登りつめるとかなり広い平坦地でこんもりした袴岳の見通しもよい。
    ここまで1時間。
    鞍部に降り小さなこぶをう回し進路を北にとる。
    全行程中、ここから山頂までの区間が最もゆるやかですっきりとした
    ブナの幼木林で歩きやすい。
    山頂からは黒姫、妙高の眺望がすばらしい。
    小休止も含め1時間20分。
    北斜面はの一部に美しい白樺の密集林がある。
    下りは約50分。

毛無山(大平峰)
    1022m
    長野駅から信濃町経由、古海の集落を抜け車で1時間半。
    2001、4、22 曇り 風強し (斑尾 3℃)
    斑尾高原から沼池に向かう。地図には沼池と記載されているが
    案内板には希望湖(のぞみこ)と書かれている。
    除雪は車1台の巾ですれ違いはできない。今日は日曜日、
    途中に飯山建設事務所の除雪車が停めてあった。
    両側の壁の高さは1BOXカーの屋根程度。今年は特に多い。
    湖畔より大きな尾根にとりつく。方角は磁北一直線。
    唐松と杉の混合林の緩やかな斜面が続く。
    20分ほどしてさらに緩やかな斜面となり、だけかんばが目立つ。
    30分で到着。
    山頂の積雪は約1.5m。何北250mほどのテーブル状の山である。
    三角点付近には赤い布が木につけてあった。
    西に妙高山、南西に斑尾山。西南西に袴岳。野沢、木島方面もよく見えた。
    真っ白なウサギにも会うことができた。

髻山(もとどりやま)
    744m
    長野駅から車で20分。牟礼村平出から入るコースと長野市若槻西条から
    入るコースがある。
    若槻から牟礼村にぬける際、峠を2つ越すが最初の峠のある地点が平出
    である。
    峠付近真上に小さな陸橋があって、東端に前方後円墳がある。
    2月27日 ここでクロスカントリースキーにはきかえスタート。
    新雪15cmの中、快調にりんご畑の農道を進む。左廻りは南斜面なので
    積雪も少ない。
    長野市方面の眺めが良い。鳥やうさぎの足跡もたくさんある。
    10分も進むと山道に入る。
    落石のため通行禁止のクサリがはってある。
    山をジグザグ状に攻め、いつしか道はなくなり薄暗い杉林に入る。
    (この杉林は平出からはっきりと確認ができる。)
    林の中は急斜面なのではちまきを巻くように登る。ときおり杉の葉にのった
    雪がドサと落ちる。倒木もかなりあってキックターンをしいられる。
    杉と雑木の植生界にそって北側からの登山道があるようだ。
    階段らしきものが雪の上から想像できた。
    頂上まぎわに等高線にそって空掘りがある。途切れるてはいるが総長
    100mはあるだろう。積雪期のためかかなりはっきりしている。
    (深さ1.5m 幅2m)
    (山頂の案内板によると、”馬落とし”というのだそうだ)
    ここから150mほどで山頂。途中、西条からの登山道にぶつかる。
    地理調査所の天測点の大きな標識と1等三角点の標識がある。
    眺望のよいこの地は上杉謙信の攻撃の重要地点と1500年代に城が
    作られた。中央には抜け穴(外部からの連絡通路)跡もある。
    帰路、西側に杉林の中を滑りおりたら、広い林道に出くわした。
    小雪が舞う中、林道を右(下り)に折れ滑り降りる。
    出発地点からかなり北側に行きそうなので、途中で右の尾根に入る道を
    みつけ越える。そして、りんご畑の間の道に出る。
    右前方に陸橋が見え隠れする。髻山を一回りする行程であった。
    市内から近く、クロカンスキーも楽しめる適当な場所である。
    登り40分。下り20分。

鍋倉山  
   1288m
   長野駅から1時間20分。戸狩スキー場の奥温井(ぬくい)から入る。
   白雪の鍋倉、ブナの芽吹き、紅葉の鍋倉。全てが美しい。
   野沢方面から関田山系を望んだ時、中央に見える三角の山がで鍋倉山。
   登山道は関田峠から黒倉山経由と、麓から峠に至る舗装道路を途中
   左手に入り、急斜面をトラバースして山頂に続く尾根道がある。
   入り口が狭いので夏場はわかりにくいかもしれない。
   積雪期は、更に上の沢沿いにつめると時間短縮できる。尾根道も
   沢沿いのルートもブナ林の中である。春先はゴーゴーと雪の下から
   雪溶けの水音が激しく沢ルートは厳禁。山スキー、クロカン、スノーボードも
   楽しい。
   秋の関田峠から黒倉へのルートは紅葉のトンネルで、ハイキングには
   かっこうの場である。
   大雪におさえつけられ曲折しても生きようとするブナ姿には感動。
   帰りには戸狩温泉。

        丸秘ルート

浦倉山

2091m
長野駅より車で約1時間。
須坂市の米子不動滝を目指す。須坂市内をぬけ東の山手に向かう。
五味池方面は左手で米子瀑布は右手である。道幅が狭いので
対向車に注意。
道中、猿、熊が出没することもあり。
米子不動尊駐車場より日本百名選瀑布である不動滝方面に入り
50mで分岐。
直進すると不動滝。左の遊歩道を行く。
10分で日本百名選米子瀑布の標柱があり、ここから対岸に見える
2つの90m級の滝は圧巻である。林道を右に折れしばらく行くと
分岐点。トイレ、遊歩道の看板あり。「おさわり神」なる看板をみて
その方向(東)に進む。
右手の広い草地が鉱山跡である。
草地を通りぬけると左手はガレ場。川を渡り左岸を100mほど溯り
木橋を渡りまた右岸に戻る。ここが根子岳と浦倉山の分岐である。
地図の根子岳登山道とは異なるので要注意。
浦倉山へは3.5km。標高差650m。
つづら折りの登りが続く。左の岩壁が威圧する。15分も登ると
浦倉山左手の道標あり。等高線沿いにしばらく歩き、唐松林に入り
小さな尾根の北斜面に出て東に向かう。少々の下りもあって
沢沿いに登るころから対岸に移り、更に東に進む。
登山道は全線広く整備されており、2万5千分の一の地図(H5年)に
記載されてないのが不思議である。
小さな沢を数本横断し、つづら折りは続く。
 山頂にはコメツガの木が1本立っており浦倉山の標識あり。
10m下にはバラギ池10kmの道標がある。
山頂から四阿山(2332m)へもよさそうな登山道が続いている。
約4.5km。
いつの日か米子不動をスタートして浦倉山、四阿山、根子岳、
米子不動約15kmを走破してみたい。
  99年10月23日に登ったが霧雨と視界100mたらずの
悪天候で景色の詳細は残念ながら報告できません。
米子駐車場に至る前に既に熊に出くわしていたので登山道に入って
からは2つの鈴をならし、時々笛を吹いての単独登山。
歩きを楽しむ余裕は全く無し。
 頂上の木々は太い棒状の氷が西から東方向にたくさんついており、
手袋をしていても手がかじかむほどでした。
(記録 登り1時間55分 下り1時間30分)

佐渡山 (冬の山)

    1827m
    かの信州百名山の著者清水さんに生前、薦められていた冬の山である。
    やっと行く機会に恵まれ、4月6日にクロカンスキーで登頂を果たした。
    大橋を出発して50分で南尾根端にたどりつく。斜面をジグザグに登りつめ尾根上にでる。
    一息いれながら飯綱山、戸隠スキー場を眺める。尾根はブナの疎林で歩きやすい。
    昨日の雪は春を感じさせる20cmの湿った雪。日当たりにでるとズブズブ沈む。
    息を切らすも時折みる赤布に元気が湧く。左手の無名峰がやけに気になる。
    いつか、この山だ!その山頂とほぼ同じ高さが標高点1673m。佐渡山頂まで30分の見通しをたてる。
    順調に歩んでのことである。距離約1km標高差150mの斜度はクロカンスキーにとって辛いものではない。
    稜線は西風の影響で雪庇が続いている。気温は高いものの高妻方面からの突風により手が痛い。
    目もあけていられないこともしばしば。
    2時間50分で山頂。360度見渡せる坊主山。
    真西から見る黒姫は堂々としておりすばしい山容だ。いつもは妙高や焼岳の影に隠れている
    北西におそびえる地蔵山(2073)も立派である。
    下山ルートは東の稜線にとる。10mのコンターでは表せないピークを超え大ダルミ直前の1738mの
    ピークまでは南側が雪庇となっており切り崩すことは危険。1738mのピークから南尾根を下る。
    斜滑降、ステップターンの連続で天然杉(大きな岩と同体となっている)を回りこみ尾根上を下る。
    最後は沢を横断して黒姫登山道に流入。約2時間。
    山スキーには良い山である。清水さんありがとう。
            1673m標高点より佐渡山を望む



戸隠山
1904m (八方睨み1900m)
長野駅から車で50分。奥社入り口に大駐車場あり。
駐車場より約2キロは、ゆるやかな登り。奥社に到達。
おいしい水あり。
奥社から約1時間30分で八方睨。短時間で岩登りを堪能したい貴方にお勧めする中級クラスのこの名山。途中、猿との遭遇もあるかもしれません。
蟻の塔渡り、剣の刃渡りが度胸のよい貴方をお待ちしてます。
年々、風雨で険しくなっていくばかり。
トレーニングの目的で走れば駐車場から八方睨みまで1時間。

左側は絶壁!

photo by Bary

    ランニング登山  
      T君最高 タイム
          65分  

      99年8月1日
       奥社駐車場 ・・・・奥社・・・・50間長屋・・・・八方睨
          スタート    20分             75分
             

      00年7月9日
       奥社駐車場・・・・奥社・・・・50間長屋・・・・八方睨
        スタート     24分    51分    82分
       下山の所用時間
          56分

      03年8月10日
        奥社駐車場・・・・奥社・・・・50間長屋・・・・八方睨
         スタート     23分    52分    87分
        下山の所用時間
          59分


五地蔵
   1998m
   長野駅から車で55分。戸隠牧場から一不動経由で登る。
   高妻登山の途中にある五地蔵を目的に登る人はおそらく少ない
   だろう。
   牧場の入場料は大人250円であるが、登山者からは徴収してない。
   入り口で登山者カードに記入して、標識に沿って牧場を抜け
   大洞沢に入る。戸隠ショウマはこの沢で発見されたらしい。
   登山道は沢の右岸、左岸を行ったりきたり、あるいは冷たい水の
   流れる沢の中央をたどる場合もある。
   大人の頭大の岩がごろごろしているので、捻挫などしないように
   ゆっくりと。所々の大きな岩に、赤色の→や○がかれている。
   約1時間後に到達する鎖場を登りきったところで左へ入らないように。
   これは行き止まり。鎖場を通過したら、この大きな沢をとにかく登る。
   所要時間の詳細(中高年初心者)
   牧場入り口・・・・・沢の中にある鎖場・・・・・岩盤をトラバース・・・・・
   スタート       60分             75分
   水場・・・・・・・一不動避難小屋・・・・・二釈迦・・・・・三文殊・・・・・・四普賢
   80分       100分        110分   120分     140分
   五地蔵
   160分

飯縄山

1917m
長野駅から35分。登山口から約2時間。
長野市民なら、小学5年生の時必ず登る親しみ深い山
長野市内から北に大きくどっしりと見える
一の鳥居から北へ500m入って、登山口。
始めは緩やかな登りで林間をゆく。見晴らしはあまりよくない。
石仏に会うたび休憩していると頂上まで3時間はかかるかな?
駒つなぎの場まで45分。そこからつづらおりの道を登ること10分で水場
(夏場はあてにならないから要注意)途中1個所、2mの鎖場あり。
登りつめて尾根にでる。天狗の硯岩からの眺望よし。
沢状の道をしばらく登ると南峰が見える。ここから20分。
途中左手に北アルプスを見ることができる。
山頂から360度の眺望はすばらしい。
冬には富士山も見える。
 中社(忍者村)からの道も広くなり登りやすい。こちらも2時間半程度で山頂に至る。
中社には「神告げ温泉あり」(99年オープン 600円)


   ランニング登山 
   99年8月8日
       飯綱高原ロッジピノキオ・・・・駒つなぎの場・・・・分岐・・・・南峰・・・・本峰
           スタート            22分    46分  51分   56分
   99年10月9日 小5 G君
       登山口 ・・・・・・・・・・・・・・・ 駒つなぎの場・・・・分岐・・・・南峰
           スタート            29分    58分   64分  

    T君 最高タイム
         飯綱高原グラウンドから ・・・・・・・・ 本峰  
            スタート               57分   

        
COFFEE BREAK
「立ちション」と「膝つきション」 そして「すわりション」
山登りをする人なら強風下でもよおした時にお困りになった経験があるでしょう。
当然、風下に向かっておもむろ?に小出しするのですが、意地悪な渦巻く風や
吹き上げる風もあったりして たいへん。
私が元旦の飯綱山頂で見た光景。
年配のおじさんが雪の中にひざまずき、何かを拝んでいる・・・・・のでなく実行中。
これなら発射点が低く風の影響も少ない。さすが先人。
もう少し遠くでやってほしかった。
男のすわりションも家庭ではやりつつあるとか・・・・
これは、周囲を汚さない為。     

鞍骨山(勝手に命名)

    694m
    長野駅から車で20分
    長野市と更埴市の市境に位置する山。
    川中島の戦いに由来する山城?跡が山頂にある。
    登山口は松代町西端の妻女山展望台。
    Apricot village a hiking course の看板があるのでそれに従う。
    軽トラックが通行できる幅で徐々に標高をかせぎ15分ほどで、登山道と
    更埴方面へのハイキング道の分岐となる。
    左手は松代町一帯が望め、ビニールハウスの多いことに気がつく。
    また、尼厳山、奇妙山もきれいな山容を見せてくれる。
    ピーク直前で本道は東斜面の杉林の中へ迂回しているのでピークに向かう
    には意識的に尾根筋を選ばなくてはならない。(踏み跡あり)
    山頂には三角点がありその南には石室跡が残っている。周囲は空堀の
    ようである。 ここまで45分。
    更に南方に歩を進めると下りとなり、鞍部が二本松峠である。
    直進 鏡台山6km、左 清野、右 杏の里の看板あり。
    枯れた太い松が1本と、祠を思わせる石がある。縦に割れが入っているの    でビニール紐で結わえてあった。(合掌)
    鏡台山方面に10分程入り、熊が根を掘り返したと思われる穴をいたる
    ところで見つけたので安全を期してここで引き返す。
    後で地元の人に聞いたところでは、熊でなく猪の仕業らしい。
                               11月18日

高標山

1747m
長野駅から車で2時間。
木島平村のブナ平まで一気にかけあがり車をキャンプ場近くにおく。
林道をしばらく歩き左手に入り、直登。途中の眺めはよくない。
約1時間15分で山頂。360度山々で本当に山の真ん中にいる感じがする。
ルートの一部は冬季、志賀高原から木島にぬけるツアーコースの一部でもある。
山頂を示す標識が見当たらない。記念写真にはチョット物足りない」かな?

熊窪山

1254m
長野駅から35分。須坂市。約1時間で山頂。
洞窟温泉で知られている仙仁温泉の向かい側の人家に面した小道から入る。登山口の案内はないので、しっかり地図を見ること。
車止めまで約5分。ここから山稜にかかる送電線が見える。右奥の鉄塔が頂上直下である。
林道を15分ほど歩き、大きく左カーブになり下りになる地点右が登山口である。(10m行き過ぎると電力会社の送電線管理通路がある。)登山道は元は幅が広かったことをしのばせるが整備されていない。すぐ分岐になり、左に向かう。途中、熊のお昼寝所らしい萱を丸くしきつめた場所があった。(10月11日)直径約1.2m。
しばらくして登山道は右に折れ等高線沿いに杉林に入るがすぐ左に曲がり登りとなる。上空には送電線あり。
ここからは通常の登山道。菅平方面の見晴らしもよくなる。あけびや山ぶどうのつるも目立つ。鉄塔からは稜線をやぶこぎし、頂上に至る。送電線の管理道をしばらく行き(下り)見計らって、左斜面を直登してもよい。伐採されている。頂上から善光寺平の眺望良し。
[ガイドブック 伊部高夫 著 日帰りの山]

妙徳山

1294m
長野駅から35分。長野市山新田。約1時間20分で山頂。
登山口までの案内がないので、住民に聞くと良い。誤ると峠を越し
須坂市にぬけてしまう。
登山道の九割は沢筋であるが、水は伏流している。
登り始めて10分で地下1.5mに流れる穴水がある。これは珍しい。
汲むには一苦労するが格別の味がする。
小さな岩がゴロゴロした急登が続き息も乱れるが、みずみずしい苔の
美しさには疲れも吹き飛ぶ。
特に初冬の早朝はすばらしい。

太郎山

997m
長野駅から30分。長野市若穂。
保科から山新田にぬける林道の峠が登山口である。稜線沿いに登山道があり、きれいに整備されているので20分ほどで登ることができる。千曲川、中野方面の眺望が良い。

大姥山

1006m
長野駅から45分。信州新町。
車から降りて、ゆっくり登り45分で山頂。山頂からの眺望はあまりよくないが、途中左に5分入ると金太郎が姥に育てられたといわれる大きな巣穴がある。戸隠山の50間長屋のような地質で、川底?海底?をうかがわせる。長野周辺では珍しい。登山道らしくない急な登りがあり、けっこう楽しめる。昨年は登り口の神社に竹製の杖がたくさん置いてあり、ご利用下さいと書いてあった。察するところ、地元の親切なお年寄りであろう。

虫倉山

1378m
長野駅から30分。記憶がさだかでないが1時間と少しで山頂についたと思う。
向かって左のルートから登り、帰りは右側のルートを降りた。急勾配のところがあり、おもしろい。互いの登り口は20分程離れている。山頂は狭い。北に飯綱山がよく見える。
東京の人に信州は”倉”のつく山が多いけどなぜでしょう?と質問された。
ご存知ですか?鍋倉、黒倉、虫倉、岩倉・・・・・・

蕎麦粒山

1071m
長野駅より50分。
人家3、4軒の李平(すももたいら)から西に入る。
2万5千分の一の地図に登山道は記載されてないガ、実際は尾根筋に踏み跡がある。
どの尾根筋も小径があるのでまちがえやすい。山頂を目指すにはコンパスを利用すると確実である。
南東側は大きな谷あいとなっているので、迷いこまないように!
北2、3百メートルには403号(鬼無里村〜白馬村)が走っているが、山頂に着くまで見えない。今度行く時は赤布をもって行こう。
山頂から木々の合間に白馬岳方面が見える。
もときた道を忘れぬように。

雁田山

786m
長野駅より35分。遠方から見る山容は、雁が翼を大きく広げたように見えなくもない。岩松院を正面にして左側より登る。急登が続くが、登りやすい山である。
稜線歩きが楽しい。姥石と呼ばれている大きな岩もある。
狩り雁の翼を左から右に歩き下山。周回できる快適ハイキング。
山の裏手は無残にも広く採石場として削られている。
登山のほか北斎館の見学や、小布施の町並みも楽しめる。
岩松院・・・・小城・・・・大城(あずまや)・・・・・千僧坊・・・・・・頂上・・・・・スベリ山・・・・・登山口

高妻山

2352.8m
長野駅から車で50分。 戸隠牧場に車をおく。 長野市周辺では、最も高い山。
百名山にリストアップされてから急に登山者が増えたような気がする。シーズン中は1個所ある鎖場で、並んで待つことがある。日帰りなら牧場から入るのがベスト。一不動から5つのピークを超えていく。五地蔵、二釈迦・・・・・etcと全てに名前がついており、奈良の大峰の山、行者環、大不賢を思いださせる。頂上直下は急な直登である。冬季は3歩進んで2歩は確実戻る難所。

尼厳山(あまかざりやま)

780m
長野駅から車で15分.
小谷村の雨飾山に登ったらこの山にも登ってほしい。
あのオリンピックの開閉会式場から東を望むと大きく奇妙山が見える。その目前に露払い、いや親をしのぐ息子のごとく尖塔のようにそびえているのが尼厳山である。高さこそ低いが、いい山である。
登山口は3つあり、山頂から南西に張り出した尾根筋の田中という地区から登るのが楽である。約70分。
途中、松茸が出るのかバラ線が登山道に沿って張ってある。柏の木がやけに目立つ。登る人が少ないらしく上に行くにしたがって、道は細くなり途絶えたりする。
眼前に岩壁が立ちはだかリハーケンがうちこまれている。かなり固そうな岩である。ここから山頂まで急登が続き、ふりかえると皆神山がよくみえる。
山頂の周りには空掘りらしきものがある。夏場は、木が生い茂り見晴らしは悪い
蕎麦粒山と同様に登山道にストリーマーをつけたい山である。
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子檀嶺岳(こまゆみだけ)

1223m
長野駅から80分。
上田市街地から青木峠方面に向かう。
右手に台形の目立った山が見える。これが子檀嶺岳である。
安産を願う山だそうだ。登山口は少々わかりづらいので近くまで行って地元の方に聞くのが良い。
秋には登山道でたまご茸をとることができる。
裏道で山椒の木に出会えるかもしれない。
昔、私を連れてきてくれた師は山頂で大きな声で、ドイツ語で歌を聞かせてくれた。思い出の山である。

独鈷山(とっこさん)

1250m
長野駅から80分。上田市塩田平
塩田平を囲む山群の中で鋸状のピークが連続しているのが、この山である。
2万5千分の一のマップには塩田平からの登山道は記載されてないが、実際には西前山(中禅寺)からのルートがある。
この登山口から頂上まで100分。前半は沢に沿っての直登、後半は急登になりつづら折りに稜線に出る。この付近の広葉樹は美しい。
稜線にでると山頂までは、左に塩田平、右に美ヶ原が見え隠れし快適な行程である
山頂は狭く、眺望は360度、思い出帳が祠の中にある。
平井寺トンネルからも登山道がある。
(7月11日の朝日新聞によると、西前山に流鏑馬の遺溝がみつかったという。)
前山寺、中禅寺、野倉は標高600mライン。
宿泊は別所温泉のまほろばYH.
ところで、伊豆の修善寺温泉のたったひとつ残った外湯の名は「独鈷の湯」だそうだ。
熊本市内の池上町(いけのうえまち)にも独鈷山があるという。熊本駅の西方2km だそうです。
(当HPをご覧いただいた沖縄県にお住まいの方に教えていただきました)
興味のある方は全国独鈷山めぐりをしてみましょう!

四阿屋山
   1387m
   菅平の四阿山と同じ読み名であるが字が異なる。
   ここは坂井村にあって、山頂のブナ林は村指定天然記念物
   長野駅から一路長野インターへ。
   更埴ジャンクションにて名古屋方面へ、麻績インター(おみ)をでて右へ。
    
    未完成




雨飾山

1963m
長野駅から2時間。小谷村(オタリ)
飯綱、戸隠、についで登山回数の多い山である。
それだけ惹きつける何かがある。
信越線から大糸線 縦走
初回は18才との時。試験が終わりすぐに信越線に飛び乗る。
妙高高原駅から燕温泉へ。1時間ほど歩き。幕営。
翌朝、妙高山北側の大倉乗り越しを経て、高谷池ヒュッテ泊、
火打、焼岳を超え、道に迷う、北斜面でビバーグ。
3日め、気分あらた金山、シゲクラ尾根経由晴れて雨飾山。
頂上直下の笹原に「こよなく愛せし夫ここに眠る」の碑とピッケル。
小谷温泉までが長い。

赤石山

2108.6m
長野駅から1時間30分
志賀高原は蓮池から発甫方面にはいる。大沼池入り口に駐車。
すぐ先に志賀のおいしい水が飲める場所がある。ベンチもあり。
大沼池までは林道(一般車進入不可)のほかに遊歩道がある。
もちろん後者を選ぶべし。30分も歩くと林道と合流する。
横湯川を横に見て一路大沼池へ。途中右側に光苔を覗ける穴があるので
見落とさないように。平坦路に飽きたころ青々とした大沼池に到着。
赤石山の小さなピークは売店手前のコンクリート製の橋から見える。
池を後にし10分もすると直登となる。過剰と思われる角材でつくられた
階段をのぼる。大雨に洗われると階段もハードルとなり、登りにくい。
ところどころにカウントの標識がかけてあることから、修学旅行生用か?
頂上付近はガレ場である。この石は石筆がわりになるので山のみやげ
にもなる。
北に岩菅、南に横手、東に原生林、西直下は大沼池と見晴らしは最高。

志賀山

2035m
長野駅から1時間30分
志賀高原に入り横手山方面に向かい、熊の湯駐車場着。
ここから前山リフトを利用するか、スキー場を登り詰める。
道標があるので、案内にしたがって四十八池方面に遊歩道を行く。
志賀高原らしい林間のハイキング道で心も洗われるようだ。
30分も歩くと分岐あり。まっすぐゆくと池方面。志賀山は左である。しばらくは見晴らしがきかないが、山頂から見る大沼池の青さはすばらしい。
その時の光線の加減にもよるだろうが、赤石山からのそれと比べ格段の
美しさである。
下山路は四十八池へ。
広い湿地帯に無数の池が存在することからこの名がつけられたのだろう。
冬ここにきたことがある。それは何年か前まで開催されていた志賀報知ラング
ラウフ大会の初期の大会のことである。
前山を一斉スタートし四十八池入り口で折り返し、横手の斜面縦断し硯川
がゴールのコースであった。全長15km、もちろん景色など眼中になかった。
苦しみの90分。・・・・それはゴール後の満足感に、見事消された。
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保基谷岳

1529m
菅平高原 西組地籍より入山。
大松山から連なる稜線をめざして北東に伸びる尾根をさかのぼること約15分で
分岐となる。山頂へはここで右に折れやや下り坂となっていてる。
再度登りになるころから思わぬ方向に道はそれている。
地図通り稜線を行くことにして道なき笹やぶを進む。
稜線からはずれない程度に、右に左にと道を探しながらのやぶこぎである
途中、平になったところに山梨の木がある。
登りきった地点から振返ると、右往左往してきた所は幅10m余の防火帯
のようにみうけられた。
2つコブを越して三角点着。
見晴らしは悪く見逃しやすい。ちょうど1時間の行程であった。
そこから数分で祠のある山頂だ。三角点から山頂の間は整備されている。
保科小の児童が作ったレンガ製登頂記念碑が立派である。
帰りは祠で直角に折れて急な尾根道を下る。15分足らずで林道東豊線に出る。
右に曲り登山口まで車道を戻る。

虚空蔵山

1139m
中央道を松本方面から走ってきて明科を過ぎ、これから立峠トンネルに
入ろうとする頃、右前方にそう大きくはないがきわめて急峻な山が見える。
かねてより何ていう山だろう?登ってみたい・・・・と思っていた。
2万5千分の一の地図で調べると、西条から四賀村に抜ける風越峠から
登るのが楽そうだ。11月21日決行。
長野インター経由、麻績インターで降りて約15分。
峠の四賀村側に駐車可能なスペースがあった。
稜線にでれば登山道はあるだろうと山頂の方向だけ確認して入山。
「6月1日から10月31日まで゙入山禁止」の看板とポリテープがはってある。
トンネルの上を越し西進。
この時期、木々の葉は落ち見通しは良いので、どこでも歩ける。
約20分で小山に登り詰める。山頂はここで直角に折れ南の方角である。
手入れのいきとどいた桧林を右斜面に見て、支稜を行く。
清水らしき場所も右下に見える。ところどころに赤、黄テープが巻いてある。
虚空蔵山は東西に伸びる屏風状の山系である。(独鈷山、鳥甲山に類似)
急斜面を登りきると、反対側(南側)は岩壁であった。
この岩壁側は松が多くその緑が美しかった。胴回り一ひろ半(2m50)も
ある太いものが多い。
この冬の大雪の為か、かなり太めの枝があちこちに折れていた。根こそぎ
倒れている木もあり、これは風か?
ピークは2つあって西のピークには昭和の標柱があり10畳ほどの広さである。
四賀村側の景色はよく紅葉がきれいだった。登り約50分。
帰りは、道路めがけてまっすぐ降り30分弱。
西条温泉(とくら荘)で疲れをとる。ここから四阿山は正面に見え、右奥が
大洞山だそうだ。
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